先日、網干の酒蔵・龍力さんへ大吟醸の搾り作業へお邪魔してきました。

まずは数年ぶりに蔵見学。色々と進化していました。さすがです。
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このもろみ(搾る前のお酒。濃厚な甘酒みたいな見た目。搾ると「酒」と「酒粕」に分かれます)を今から搾ります。
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ホースを伝ってタンクを移動し、布袋にもろみを入れます。そして袋を紐でしばりタンクの上にかけてある棒の上に次々と吊るしていきます。すると袋の中には少し水分を含んだ酒粕が残り、袋からは重力でお酒が滴り落ちる・・・というわけです。ちなみにこのお酒は圧力をかけず重力で落ちるだけのため、すごくきれいで雑味のない贅沢なお酒と言われ、「しずく」「荒走り」などと呼ばれます。

横から見ると・・・
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上から見ると・・・
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ポタポタと雫が落ちているのがわかると思います。もうこの時点で周りが果物のような香りで一杯に・・・贅沢な瞬間です。できたてホヤホヤを飲んでみると・・・これが、めっちゃウマイ!

すっごくフルーティで新鮮な果物(リンゴや洋梨のような)をかじったときのように、ジュースが溢れ出る・・・そんな感覚。搾りたての日本酒は炭酸ガスを含んでいるので少しシュワシュワとしています。搾りたてならではの爽やかな苦味も含んでいて、なんともいえない美味しさ。この後も懇親会で楽しみましたが皆さん「おいしい!」の連発。

少し高いですが、私が自ら搾ってお届けする、ぜひ味わって欲しい「旬」のお酒です。

ほんのわずかですが在庫分も入荷していますので、気になった方はご連絡ください。

「龍力 大吟醸・生 私が搾りました」 720ml ¥5,250

小西将之