店先でお出迎え
階段を登って・・・
倉庫を通り抜けると・・・
ワインがずらり、30種類!
高級ワインの有料試飲もあり
普段は少数精鋭?で営業しておりますが、この日ばかりは人手が足りず、飲食店で普段ワインをサーヴィスしている方にお手伝いいただきます。優良試飲コーナーを担当していたのはソムリエ・F氏。シェフでもあり農園長でもあります。
F氏のブログ→http://beefman.blogzine.jp/
上は準備中の写真。この後ぼくが離れた隙にF氏がコッソリとワインを飲んでいたかどうかは・・・・・・・・・・・・・・カクジツデアル。
ここで当日、人気のあったワインを紹介しよう。当日のお客様の声、販売本数、そこに私の独断と偏見を加えた、人気ワインはこれだっ!・・・2つご紹介します
フォジェール ”ラヴァン・プルミエール” 2009
(フランス ラングドック地方 ドメーヌ・アルキエ ¥2,500)
ワイン漫画「神の雫」のコラムにおいて「南フランスのロマネ・コンティ」と絶賛されたワイン「レ・バスティード」。その生産者「ドメーヌ・アルキエ」がつくるお値打ち赤ワイン。「ラヴァン・プルミエール」とは「最初の1本」という意味で、その名の通り、人生で一番初めの赤ワインに選んでほしい・・・との思いで造られたワイン。しっかりと果実の濃さがあり、その濃さがくどくなく、かといって軽くも無く、タンニンが柔らかくて渋みをほとんど感じない。「これおいしい~」連発の赤ワインでした。
そして有料試飲(500円)の「レ・バスティード 2000」。
(フランス ラングドック地方 ドメーヌ・アルキエ ¥7,350)
これが100万円のワイン「ロマネ・コンティ」に例えられた、例のワインです。同じドメーヌ・アルキエがつくるものですが、限定されたいい畑の葡萄だけでつくります。しかも超・当たり年2000年。
飲んだ瞬間、あまりのおいしさにため息が出ました。うっとりです。有料試飲で同じ価格帯のボルドーとブルゴーニュもあったのですがそちらが霞んでしまいました。プラム、干し葡萄、ドライフルーツ、スパイスのようなニュアンス。他とは一線を画していたのがその味わいの輪郭。なんというか・・・端正なのです。エレガントというべきか・・・。間違いない1本です。何かの機会にぜひ味わってみてください。
生産者はこの方。左がオーナーのジャン・ミッシェル・アルキエさん(めっさ男前)、右が息子さん。真ん中で麦藁帽子を被っているお調子者がワタシ・・・。言っておきますが自分で被ったのではありません。アルキエさんに被せられたのである。普通に写真撮りたかったんですけどね・・・。お茶目な方です。これはシラーが植わっている畑の前で撮ったもの。
本当においしいワインをつくる才能はとんでもない方です。このラングドック地方の中には何千という大小のワイナリーが存在するわけですが、その中でもトップといわれているのがこのアルキエなのです。
改めて恐れ入りました・・・