エスポアこにし ブログ

兵庫県姫路市の酒屋「エスポアこにし」スタッフのブログ。 日本ソムリエ協会認定ソムリエ。 ワインや日本酒に囲まれ日夜奮闘中。 他では手に入らない現地買い付け直輸入ワインも取り扱い。 日々の出来事、お酒の紹介、当店主催のワイン試飲会など、楽しくお伝えしています。 【ワインとお酒 エスポアこにし】 姫路市飾磨区付城1-68/TEL079-237-0010/日曜・第3月曜定休/OPEN9:00-19:00

2011年04月

博多ラーメン まるち

姫路商工会議所の西にある、博多ラーメンの「まるち」。配達の途中に見つけてずっと気になっていたんですが先日初めて行ってきました。

飾りっけのない外観、メニューは「ラーメン」「替え玉」「肉めし(だったかな?違ってたらごめんなさい)」の3種だけやけん!と書いてあります。男気満点です。おいしいものが食べれる匂いもプンプンです。

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シンプルでこじんまりとした店内。麺の固さが選べます。まずは「普通」で。
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おいしいです。もっとこってりギトギトしてるのかと思ってましたが、わりとあっさりしてました。あっ、脂の量も選べるみたいですけどね。ぼく好みの豚骨ラーメンです。好みで「赤ネギ」(ネギのキムチみたいなものです)をラーメンに入れると味に深みが出てさらにおいしくなりました。あまり辛いものは得意じゃないんですけど、これはほんとにおいしかったです。

右の肉めし?は少しラーメンのスープを入れて食べるよう書いてあったのでやってみると・・・これがまたおいしい。

麺は替え玉しました。2回目は「バリカタ」で。コシが楽しめます。その上は「ハリガネ」になるそうです。次回またチャレンジしたいと思います。

博多ラーメン まるち
http://r.tabelog.com/hyogo/A2805/A280501/28027476/

脅威の南アフリカワイン

先日、友人と数人でワインを楽しみました。一人が焼肉屋さんをしていて、閉店後の店内にて開催。貸切です。

食べ物は持ち寄りですが、ワインは用意してくれてました。感謝です。

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鉄板でやっちゃいます。まずはその日に獲れたイカ、しらさ海老、ホタテなど魚介を焼いてちょっとレモンをふっていただきました。
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オーストリアのグリューナーフェルトリーナー種(名前長っ!)の白。ニコライホーフという秀逸な生産者のもの。魚介ととんでもなく相性抜群でした。

その後はお肉。上の写真の「ミスジ」という1頭の牛から2kgほどしかとれないという希少な部位。見事なサシが入っています。とろけるような上品な味でした。うま・・・!そしてそして・・・

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左はカリフォリニアの赤ワイン「スポッツウッド・カベルネソーヴィニヨン」。濃厚ですが、まろやか、上品。さすがの味でした。
驚いたのが右の「ドルニエ・メルロ」。南アフリカの赤ワインなのですが、負けず劣らずおいしい。この2本、価格では数倍の差がありますが、コストパフォーマンスで言えばドルニエの完勝でしょう!値段を聞いてそのお得さにびっくりしました。当店での取り扱い決定です(笑)

ドルニエ・メルロ 750ml¥2,100/375ml¥1,365

です。ぜひ一度飲んでみてください。南アフリカ恐るべし・・・。

勉強会

火曜日は定休日。ですが月に1回、大阪で酒専門店の勉強会があります。子供が小さいからなかなか時間がとれず、久しぶりに参加してきました。

ワインや日本酒の講座、食品の講座など盛りだくさん。また同業者の方との情報交換ができるのもこの勉強会のいいところ。先輩方や同世代の方と色々なお話をさせていただきました。毎回ほんとに勉強になります。

ワインのテーマは「クローン」。大雑把に言うとたとえばピノ・ノワール種にも何十種かのクローンがあり、微妙に風味が違ってくるのです。たとえば新しくワイナリーを始めようとすれば、苗木屋さんからぶどうの苗を買って植えるわけですが、その苗は同じピノ・ノワールでも「777」とか「511」とかのクローンが色々あると。かなり難しいお話でした。まぁ一般のお客様にはまったく関係のない話で、我々酒屋やソムリエさんなどプロレベルの方は知識で持っておいたほうがいいくらいのものなんですが・・・。

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で、ピノノワールのクローン違いを飲み比べ。フランス・ブルゴーニュのものとアメリカ・カリフォルニアのものを比べます。産地や生産者が違うので元々方向性が違うんですが貴重な経験。

ブルゴーニュのものが「現代的、エレガントな風味」といった感じで好みでした。当店でも扱っています。”レ・プレット”というこの地区の1級畑の中でもとても小さな畑のもの。

■ニュイ・サンジョルジュ プルミエクリュ”レ・プレット”2008 ドメーヌ・ガショ・モノ  ¥8,400

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講師は花崎一夫先生。元サントリースクール校長の洋酒部門のエキスパート。洋酒に関する本もいくつか書いておられ、ワインに限らず洋酒の知識は半端ないです。

その後は商品の展示会。ワインや食品など色々発見できる場です。これまでもこの展示会で見つけて、いくつかウチの定番商品になったものがあります。
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ワインでだいたい毎回15種類。じっくりそれぞれを味わうにはこれくらいでちょうどいいかもしれません。いいのがありました。新規取り扱い決定です!

日本酒などもあるので終わると若干へべれけなのです。がんばって帰らねばいけません!

行き倒れ

ではありません・・・念のため・・・
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うちの子供(10ヶ月)です。最近ハイハイを覚えました。動き回った挙句、力尽きて寝てしまうらしいです。かわいい・・・(親バカ)

プライベートなネタもいいかなーと思い書いてみました。「顔はやめて!」と奥様から激しく止められているのでこういう写真で・・・(笑)

テレビを見るの図
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天気予報がスキらしいです。始まるとなぜかじーっと凝視してるらしい。将来は気象予報士?あんまり近くで見ると視力が落ちますよ!3mくらい離れなさい!

来楽・蔵見学

先日、明石は魚住、日本酒「来楽」の酒蔵、茨木酒造さんへお客様数名とお邪魔してきました。

洋風の建物が目印です。事務所かな?
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9代目であり杜氏でも茨木幹人さん。いやー何度見てもイケメンですねー。明るくほんわかとした人柄で、丁寧に蔵のこと、明石のこと、お酒のことを説明してくれます。
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いくつかある酒蔵の中で一番大きな建物の2階では、時々落語の会を行っています。桂三枝さんなど大物が来たことこともあるそうです。200人ほど入ったこともあるらしく失礼ながら「床が抜ける危険は無いんですか?」との質問が。「酒のタンクなどに比べたら人間の体重はしれてますのでまず大丈夫でしょう」とのことでした。
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これは「種麹(たねこうじ)」。粉状になった「麹米(こうじまい)」のことで、これを蒸した米に繁殖させ、米の「でんぷん質」をアルコール発酵に必要な「糖」に変えるために重要な働きをする「麹米」をつくります。白いほうが出来上がった「麹米」。
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その後は酒蔵を改造したコミュニティースペースで試飲と食事。冷酒・燗酒、いろいろ頂きました。どれもおいしく皆さん驚きの声を連発!こういう仕事をしていて思うのですが、一番贅沢なお酒って、造り手さんに注いでもらって飲むお酒のような気がします。お酒への想いや苦労話を聞きながら飲むお酒。2倍も3倍もおいしく感じます。地酒にはそれぞれのストーリーがあります。

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燗酒はストーブの上に置いた湯煎のチロリで茨木さん自ら燗をつけてくれます。普通は燗をしない「生酒」も燗してくれました。これがまたなんともいえないフルーティさ漂うおいしい燗酒になるんです。驚きでした。今まで「生酒=冷やして飲む」ものだと思い込んでいましたが、反省・・・。日本酒の楽しみ方は奥が深い!

茨木酒造さん、お忙しい中本当にありがとうございました。
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プロフィール

konitan

ソムリエ協会認定ワインアドバイザー。皆様においしいワインや日本酒をお届けするため日夜奮闘中。

ワインと地酒 エスポアこにし
兵庫県姫路市飾磨区付城1-68
TEL079-237-0010/FAX079-237-1600

【ニックネーム】
masayuki

【興味のあるもの】
ワイン
日本酒
食べること
サッカー

【好きな言葉】
One for All,All for One

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