エスポアこにし ブログ

兵庫県姫路市の酒屋「エスポアこにし」スタッフのブログ。 日本ソムリエ協会認定ソムリエ。 ワインや日本酒に囲まれ日夜奮闘中。 他では手に入らない現地買い付け直輸入ワインも取り扱い。 日々の出来事、お酒の紹介、当店主催のワイン試飲会など、楽しくお伝えしています。 【ワインとお酒 エスポアこにし】 姫路市飾磨区付城1-68/TEL079-237-0010/日曜・第3月曜定休/OPEN9:00-19:00

2010年06月

ぶどうの花

日本勝ちましたー!やはりこの男、持ってるものが違いますね↓
無回転のブレ球FKで先制点を挙げた本田圭佑 【ロイター】

ネット上?ではこんな言葉があるらしいですね。
「本田△」
何のことかと思ったら「本田さんかっけい=本田さん、かっこいい!」ということらしいです・・・考えた人すごいな

次のパラグアイ戦も楽しみです!そこに勝てば次はおそらくスペイン・・・、まさかワールドカップの舞台で、今世界で一番魅力的なサッカーをしているスペインと日本の試合を見れるとは・・・。もう完全にパラグアイ戦は勝ったつもりですね(笑)4年に1回です、いい夢を見させてもらいましょう!

さて、ワインのお話・・・先日、うちがお世話になっているフランスのワイン関係の方からこんな画像が
ぶどうの花2ぶどうの花

これ、なんだかわかりますか?実はこれぶどうの「花」なんです。花といえば色とりどりのきれいな花を想像してしまいますが、ぶどうの花はこの時期にこんな感じで控えめに咲くんです。フランスでは今ぶどうの花が満開。これからこの小さい実(緑色の部分)が、あの大きなブドウの粒へと成長していきます。いい年になるといいですね。

送っていただいた方(右)
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フランス・パリにある「エノ・コネクション」という会社を経営する伊藤興志男さん。フランスの小さな優良ワイナリーを日本に紹介する仕事をされています。実は当店の直輸入ワインはこの伊藤さんにご紹介してもらっています。私も買い付けでフランスを訪れるときにはいつも伊藤さんにお世話になっています。明るくバイタリティに溢れ、会うたびに元気をいただいている方でもあります。また詳しくご紹介したいと思います。

伊藤さん、いつもありがとうございます。感謝

1961年のワイン

オランダ戦、悔しかったですね~。せっかくいい試合をしたんだからせめて引き分けてほしかったところですが・・・、冷静に考えるとオランダ相手に0-1は上出来ですねデンマーク戦は引き分け以上で決勝トーナメントに行けるわけですし。
それにしても今の日本代表のまとまり具合、チームとしての意識の統一感はすごいですね。一糸乱れぬ、という言葉がぴったりです。固いディフェンスから必殺のカウンターアタック!パスを回すきれいなサッカーも魅力的ですが、やはり強い代表チームを見たいですもんね。次のデンマーク戦が楽しみ。夜中に起きて観戦したいと思います!

最近ちょっとしたサッカーのブログみたいになってきましたね(笑)ではワインのお話を・・・

最近売れたワイン
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chラトゥール・ア・ポムロール 1961
(赤、フランス ボルドー地方 ポムロール)

評論家ロバート・パーカーが100点をつけたワイン。もう世界に数えるほどしか残っていないでしょう。お客様からのご依頼で、フランスのネゴシアン(酒商)から引っ張ってきました。

1961年という年は、パーカー曰く「20世紀における伝説的ヴィンテージのひとつ」というほどの、神から祝福された最高の年のワイン。そのため良いものは数十年して飲み頃を迎えるものが多く、これもその一つ。ある意味世界遺産といってもいいかもしれません。持ち運びにも恐ろしく気を使います

chラトゥール・ア・ポムロールは1940年代~1960年代までポムロールはおろかボルドーでも筆頭格のワイナリーだったそうです。近年は当時ほど断トツの評価を得ているわけではありませんが、だからこそ貴重なワインともいえます。

どんな風に熟成しているんでしょう?叶うかどうかは別として「飲むときは呼んでくださいね!」とお願いしておきました・・・。

レディガッフィ 1999

ワールドカップも各チーム1試合を消化しました。スペインが負けたり北朝鮮がブラジル相手に善戦したりと色々ありました。そしてわれらが日本はカメルーン相手にしっかりと勝ってくれました!「本田の1トップ?岡田監督ご乱心か!?」と疑っていたわたくしですが・・・謝ります、ゴメンナサイ。かつて日本に強豪相手にあれだけキープできるFWがいたでしょうか?松井や大久保ら周りの選手もより活きていましたね。岡田監督の勇気ある決断に敬意を表したいと思います。明日はオランダ戦・・・今からドキドキですね!どうなることやら・・・

さて先日、店を閉めてから友人と2Fセミナールームでワインを楽しみました。食べ物は持ち寄りで。
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お手製のトマトとモッツァレラチーズのサラダや姫路本町「イル・カーポ」のカツレツなどなど

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携帯のテレビでワールドカップを見ながら(聞きながら?小さすぎてほとんど見えません)

主役はこちら
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レディ・ガッフィ 1999 トゥアリタ
(赤、イタリア トスカーナ州)

いわゆる「スーパートスカーナ」と呼ばれるワインのひとつ。カベルネ・ソーヴィニヨンやメルロといったフランス・ボルドー系のブドウ品種を使用し、ボルドーのトップシャトーを目指した造りをするのが「スーパートスカーナ」。ゲーム機の販売業をしていたオーナーが、1984年、妻とともにはじめたワイナリー。今ではイタリアを代表するワイナリーに。

このレディ・ガッフィはメルロ種100%、このワイナリーを代表する銘柄。1999年ものでしたが、まだまだ若い。デキャンタしてさらに時間を置いても一向に開きません。以前試飲会で2007年を飲んだときに「20年くらい置いたほうがいい」とコメントしていました。このワインに関しては大げさな話ではないことがよくわかりました(笑)果実の凝縮感、コーヒーやチョコやバニラなどの複雑な香りなどすごいポテンシャルを秘めたワインですが、まだ10年間くらい熟成させないと本当のおいしさは出てこないような感じでした。気の長い話ですね・・・。いつか本当の飲み頃に入ったものを飲んでみたいです。しかし贅沢な時間を過ごさせていただきました。

感謝

W杯開幕!

サッカーのワールドカップが開幕しました。(自称)サッカーフリークなので眠い目をこすりながら開幕戦を観戦しました。初のアフリカ開催となります。開催国南アフリカは惜しかったですね。メキシコはバルセロナ所属のマルケスが光っていました。得点以外の場面でもたしかなテクニックと戦術眼を活かして、「気の利いた」プレーを90分間続けていました。確かな技術を持っていてそれをチームの勝利のために100%注ぐ、好きな選手の一人です。
南アW杯 南アフリカ引き分け メキシコと開幕戦

4番がマルケス、わりと男前でもあります
写真:前半、浮き球を競り合う南アフリカ・ピナール(右)とメキシコ・マルケス=越田省吾撮影

いや~、翻ってわれらが日本・・・、ワールドカップが近づいてもなかなか調子が上がらないようです。がんばってほしいです。ニッポン!

向う1ヶ月は寝不足の日々が続きそうです(笑)サッカーが好きでもない人にはつまらない記事で失礼いたしました

カビ?

先日ワインセラーで作業をしているとこんなのが・・・
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拡大すると
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このワインはフランス北東部・アルザスの白ワイン。この地方のワインはこのようにスクリューキャップ(コルクではなくカチッとひねって開けるだけのやつ)の割合が比較的多いのですが・・・、なんだか茶色いカビのようなものが繋ぎ目のあたりに付いているんです。スクリューキャップのボトルはこういった不具合が少ないものなので驚きました。「これは売り物にならへんな~、実験がてら家で開けよか!」ということで開けちゃいました。

結果は・・・めっちゃおいしかったです。リースリングやゲビュルツトラミネールをブレンドしたすごく香りのいい白ワインなのですが、元の味わいを損ねることもなく、超健康な状態でした。

おそらくですが、瓶詰めする際に繋ぎ目の隙間に少しワインが付着して、熟成している間にカビっぽいものが発生したんだと思います。コルク栓のワインでは何百本に1本くらいでこういうものはあるんですが、スクリューキャップでは初めてでした。

いい経験でございました。

感謝

ワイン試飲会・当日

日曜日は第2回・ワイン試飲会でした。ご来場の皆さん、お忙しい中ありがとうございました。おかげさまで約70名の方に来ていただきました。

バタバタして写真をあまり撮れなかったんですが、様子を少し・・・
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ワイン25種類(うち5種類は別料金での試飲)、日本酒1種類を楽しんでいただきました。また当日のご予約で10%OFFでしたので、多くのご注文もいただきました。本当にありがとうございます。

まだまだ至らない点はあったかと思いますが、次回秋(予定)の試飲会ではさらにグレードアップした、おもしろい試飲会にしたいと考えています。今回来れなかったかたはぜひ!

今回一番お客様の評価が高かった(ように感じた)ワインはこれ
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アルザス・ゲビュルツトラミネール 2005 ジェラール・シュレール
(フランス アルザス地方 ¥3800)

蜂蜜やライチの中にスパイシーさを少し含んだ甘~い香りに皆さんやられていました。そして果実味たっぷりだけど後口はすっきり。造り手の力量と、2005年というヴィンテージの良さがよく出ています。

造り手のジェラール・シュレールは、アルザスの中でもオンリーワンな生産者。何十年も前から無農薬、無化学物質のブドウ作り、ワイン醸造を行いながら、「そんなことはワインを造る上で当たり前のことだから」とビオディナミなどの公的な認証を一切とっていないというすごい造り手。普通は商売的なメリットがあるのでビオディナミやビオロジックといった「自然なワイン造りをしてますよ~」という認証をとる生産者が多いのですが・・・。この方です
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オーナーのブルーノ・シュレール。小さな蔵元なのでぶどう栽培・ワイン醸造まで彼が中心となって行っています。このゲビュルツトラミネール種をはじめとした白ワインもいいですが、ピノ・ノワール種でつくる赤ワインも本当に素晴らしいものを造っています。

ちなみに2005年のゲビュルツトラミネールは残り2本です。気になる方はお早めにどうぞ
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プロフィール

konitan

ソムリエ協会認定ワインアドバイザー。皆様においしいワインや日本酒をお届けするため日夜奮闘中。

ワインと地酒 エスポアこにし
兵庫県姫路市飾磨区付城1-68
TEL079-237-0010/FAX079-237-1600

【ニックネーム】
masayuki

【興味のあるもの】
ワイン
日本酒
食べること
サッカー

【好きな言葉】
One for All,All for One

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