のワインをご紹介します。

その前に「マスター・オブ・ワインって何?」ですよね?「マスター・オブ・ワイン」とは世界で最も権威あるワインの資格。イギリスの機関が審査するらしいのですが、世界でこの資格を持っている人は200人ほど。なんせ取得するのが困難なことで業界では有名な資格。持っている日本人はゼロ・・・。しかしネッド・グッドウィンというオーストラリア人の方が日本在住(飲食関係の仕事をしておられます)の方ではただ一人持っているそうです。

でそのネッド・グッドウィンが「Winart ワイナート」というワイン専門誌にコラムを書いていまして・・・

絶賛しているのです、ウチの直輸入ワインを・・・。

どれくらい絶賛しているかというと「レストランで10000円以上出しても構わない!」褒めすぎやろ・・・と思いながら内心嬉しい自分・・・。

これです
ブルグイユ“クードライエ”2009
(フランス ロワール地方 生産者:ヤニック・アミロ ¥3000)
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品種はカベルネ・フラン100%。で、たまたま昨日はワインスクールの日。ちょうどいいタイミングだったので、ヴィンテージが変わってから初めて空けたんですが、飲んだ瞬間ビビリました・・・^^;

ロワールのカベルネ・フランでは考えられない凝縮感。だけど固さはまったくといっていいほどなく柔らかで緻密な構成の果実味。ロワールの赤にありがちな変な青さは微塵もありません。皆さん「おいしい~!」を連発。実は赤穂から酒屋さん(青木さんという方で、ほんとはうちのワインスクールに来るようなレベルの方ではありません^^;とても勉強熱心でこちらも刺激されます)が一人来られてるのですが、その方も「これはすごい・・・」と驚いておられました。

(左がヤニック・アミロ本人、右は奥様です)
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造り手のヤニック・アミロはブルグイユ(Borguille、シノンChinon、Saumurと並ぶ、ロワール地方の赤ワイン三銃士の一つ)屈指の生産者。蔵にお邪魔したときも畑に出ていてしばらく戻ってこなかったほどブドウ栽培とワイン造りに情熱を掛けている方でした。それと2009年という恵まれたヴィンテージが合わさったのでしょう。ブラインドで飲んだら絶対に誰もロワールのワインって言わないでしょうね^^;それとさらに驚きなのがこのワインがこのヤニック・アミロの一番下のクラスのワインだということ。どれだけうまいねん、上のクラスの2009年。このワインはもう蔵にも残っていないそうなので上のクラスだけ追加発注しときました(笑)

そりゃマスター・オブ・ワインも絶賛するわな・・・と納得の品質でした。ボルドーなら5000円出しても今のこのおいしさはそうそうないやろな・・・。ありえない味の3000円。マジで買いです。残り40本ほどしかないのでお早めにお願いします。