その日の宿は高野山の宿坊へ。初めての高野山でした。精進料理をいただきました。もちろん日本酒とともに。
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おもしろいのがドリンクメニュー。日本酒ではなく般若湯(はんにゃとう)とあります。

とある資料から・・・
『般若湯は日本酒のこと。お寺で使う隠語だそうです。高野山は本来戒律の厳しい世界ですが、寒さをしのぐために開祖・弘法大師も「酒一杯を許す」と申され酒の効用を認めていたとか。
「般若」とは・・・古代インドの言葉サンスクリット語で「知恵」という意味だそうです。寒いときに熱燗で一杯やれば、体が温まり血の巡りが良くなって知恵が生まれる、お酒は知恵の源とでも考えたのでしょう・・・。』

厳密にはお酒がだめなことから「般若湯」という表現を使っているらしい。けど他のお酒は普通に書いてあるやん・・・。どうせなら「麦般若」とか「葡萄般若」にしとけばいいのでは?(笑)

写真を撮ってなかったですが、料理もおいしかったです。毎日続くと肉が食べたくてたまらんでしょうけど・・・。

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翌日は金剛峰寺のあたりを少しぶらりとしてきました。高野山の中には織田信長や豊臣秀吉、徳川将軍家などのお墓があります。歴史好きにはたまらない場所です。樹齢1000年クラスの古木がたくさんあり神秘的な雰囲気。できたらもっとゆっくり来てみたいですね。