昨日はワインスクールでした。14:00からは初級コース。テーマは「ワインとは?」ということでお酒全般の中でのワインの位置づけ、ワインにまつわる雑学的なことをお勉強していただきました。

色々と説明させていただく中で、自分が一番熱くなってしまうのが
・「国産ワイン」の表示
・「無添加」の表示
のいいかげんさについて。書き出すと長くなるので少しだけ。。。興味のある方は店で聞いてください。

日本にはヨーロッパのようなワイン法がないため、あきれるくらいでたらめなワインが横行しています。ビール類に「第3のビール」があるように、そんなワインには「第2のワイン」とかの枠を造ればいいと思うのですが・・・。いいかげんなワインまで国産ワインと名乗らせると、きちんとした国産ワインを造っている生産者の方に失礼だと思います。「国産ワイン」のイメージ自体悪くなるでしょうし。またこれはワインだけでなく日本酒にも通じること。表示できないような原料を使っているものに対しては「第2の日本酒」とかにすればいいんじゃないですかね?まあ大手メーカーは絶対に反対するでしょうが・・・。

長くなりそうなのでこのへんにしておきます(笑)

試飲ワイン・・・の写真を載せようとしましたがうっかりデータを消してしまいましたので生徒さんの評価の高かったものをピンポイントで
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KWV ケープ・ブラン ¥840
(白 南アフリカ)
シュナンブラン80、ミュスカデル20のブレンド。この価格としては超高品質ワインといえます。白い花のような華やか香りが印象的。すっきりとした味わい。価格を聞いて皆さんびっくりしてました。

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ボリー・デ・モレル 2000 ¥2100
(赤 フランス ラングドック地方 ミネルヴァワ)
ザ・南仏ワイン。光を通さないほど濃い色合い。シラー種主体でスパイシーで野生的な雰囲気。「ガリッグ」と呼ばれる南仏に自生するハーブに由来する香りがあります。2000年といういいヴィンテージで、しかも熟成によりほどよくまろやかさも出てきています。この味は3000円台でもおかしくないと思います。