ある輸入業者主催のワインセミナーへ行ってきました。滅多にそんなことないのですが、案内をいただいたときに「ワインを扱うものとして何が何でも行かなあかん!」と思い参加。

その内容はというと「シャルドネ、ピノ・ノワールの哲学」と題して、
・サロン
・ドメーヌ・ルフレーヴ
・フェブレ
というフランスはおろか世界を代表するワインの生産者の当主や№2の方をお招きして、各ドメーヌのワインをテイスティングしながらそのワイン作りや情熱や方向性について話していただくという、とんでもなく贅沢な内容。

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テイスティングは
・シャンパーニュ サロン 1997
・ピュリニー・モンラッシェ1er 2007 ルフレーヴ
・シャンベルタン・クロ・ド・ベーズ 2007 フェブレ

それぞれ小売価格で約20,000円以上。サロンに至っては約40,000円。どれも香り・味わいともに気品があり、さすがといえるワインでした。

中でも個人的に「サロン」には思い入れがあったので、感動的でした。ぼくがこの道に進むきっかけとなったひとつである「ソムリエ」という漫画の中で、「完璧主義者」として登場したワイン。その理由は

・このワイナリーはサロン1銘柄しかつくらない
・しかもぶどうの出来のよい年にしかつくらない(出来のよくない年はネゴシアンという酒商にすべてのワインを売り払う、なんとここ100年間に37回しか「サロン」は製造されていない)
・最低10年間は熟成させてからしか出荷しない(現在1997年もの)

など、これでもごく一部ですがそのこだわりかたは生半可ではありません。経営的には相当のリスクを背負っているはず。

そんなストーリー、作り手のこだわりを知った上で初めて飲んだサロンは、想像していた以上に本当にすばらしい味わいでした。言葉では言い表せないくらいです。貴重な機会をつくっていただいた輸入業者さんに感謝です

サロンの当主、ディディエ・デュポン氏と。とても気さくな紳士でした
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